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Core Web Vitals(コアウェブバイタルズ)
2024年12月10日|Core Web Vitals(コアウェブバイタルズ)は、
Googleがページのユーザーエクスペリエンス(UX)を評価するために導入した指標群であり、
特にページの読み込み速度、インタラクティブ性、視覚的な安定性に焦点を当てています。
これらの指標は、ページのインデックスそのものには直接的に影響しませんが、
検索順位に影響を与える可能性があり、結果的にインデックス化の際に
間接的な役割を果たすことがあります。
Core Web Vitals
Largest Contentful Paint (LCP)
ページの主要なコンテンツ(最大のテキストブロックや画像など)が
読み込まれるまでの時間を測定します。
LCPは2.5秒以内が理想とされています。
LCPが遅いと、ユーザーがページを離れる可能性が高まり、
これが直帰率の増加や滞在時間の減少につながります。
First Input Delay (FID)
ユーザーがページで初めて操作(クリックやタップなど)を行った際に、
ブラウザがその操作に応答するまでの時間を測定します。
100ミリ秒以内が理想的です。
FIDが高いと、ページの操作性が悪く、ユーザー体験が損なわれます。
Cumulative Layout Shift (CLS)
ページの視覚的な安定性を測定する指標で、ページが読み込まれた後、
コンテンツがどれだけ突然移動するかを示します。
0.1未満が理想です。
CLSが高いと、ユーザーが誤ってリンクやボタンをクリックしてしまう可能性があり、
これがフラストレーションを引き起こします。
Core Web Vitalsとインデックスの関係
インデックス自体には直接影響しない
Core Web Vitalsは、ページのインデックス化
(Googleがページを見つけてデータベースに追加するプロセス)に
直接影響を与えるわけではありません。
インデックス化は、主にコンテンツの品質、ページの関連性、
技術的なSEO設定(robots.txt、noindexタグなど)によって決定されます。
ランキングへの影響
Core Web Vitalsは、Googleのランキングアルゴリズムの一部として考慮されます。
つまり、これらの指標が良好なページは、検索結果での順位が向上する可能性があります。
逆に、これらの指標が不十分であれば、順位が低下する可能性があります。
検索順位が低下すれば、間接的にページのトラフィックが減少し、
結果的にインデックスされる頻度やページの発見性にも影響を与える可能性があります。
ユーザー体験とSEOの相関
優れたCore Web Vitalsを持つページは、
ユーザー体験が良好であるため、滞在時間やクリック率が向上する傾向があります。
これらの要素はGoogleが間接的にSEOの評価に含める可能性があり、
ページの全体的なパフォーマンスにプラスの影響を与えます。