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重複コンテンツとは

2024年12月22日|

重複コンテンツとは

異なるURLで、同じまたは非常に類似したコンテンツが複数のページに存在することを指します。
自サイト内、または異なるWebサイト間で発生する場合があります。

検索エンジンは、コンテンツごとにユーザーに表示するURL(正規URL)を1つ選んで表示します。
この、同じ内容のページが複数ある場合に、Googleからの評価を受けるURLを1つに統合することをURLの正規化といいます。

Google検索セントラル正規化とは

正規化とは、そのコンテンツを代表する正規 URL を選択するプロセスです。
最終的に、重複するページの中でGoogle が最も代表的と考えるページの URL が正規 URL になります。

重複除去とも呼ばれるこのプロセスにより、重複コンテンツの中から
1 つのバージョンのみを検索結果に表示できるようになります。

正規ページは最も高い頻度で定期的にクロールされます。
重複ページについては、Google がサイトをクロールする負荷を軽減するため、
正規ページより低い頻度でクロールされます。

 

重複コンテンツは「ペナルティ」になる

複数の URL からアクセスできるコンテンツがあっても問題はなく、気にする必要はありません。非効率ですが、手動による対策が必要になることはありません。ただし、他人のコンテンツをコピーすることは、また別の話です。

 

重複コンテンツの注意点

1. 検索エンジンの混乱

検索エンジンは、どのページをランキングさせるべきか判断が難しくなり、
結果的に全体のランキングが低下する可能性があります。

2.インデックスの分散

同じコンテンツが複数のページに存在すると、
リンクの価値が分散し、各ページのSEO効果が減少します。

3.クローラーのリソースの無駄遣い

クロールバジェットの浪費
重要ではないURLに、検索エンジンのクロールリソースを浪費させてしまう可能性があるためです。
検索エンジンのクローラーが同じコンテンツを何度もクロールするため、
他の重要なページがクロールされにくくなります。

4. ユーザーエクスペリエンスの悪化

コンテンツの信頼性低下
ユーザーが同じ情報を異なるページで繰り返し見ると、
混乱を招き、サイト全体の信頼性が低下する可能性があります。

重複コンテンツの表示
重複したコンテンツが検索結果に表示されると、ユーザーが価値の低いページに誘導される可能性が高まります。

5. 無断複製されたコンテンツ

サイト上で重複コンテンツが発生することは通常のことであり、
Google のスパムに関するポリシーの違反にはなりません。

ただし、無断複製されたコンテンツ自体は高品質のサイトからのものであっても、
サイト独自の役立つサービスやコンテンツが他になければ、ユーザーに付加価値を提供することはできません。
意図的に重複コンテンツを作成していると判断された場合、検索エンジンからペナルティを受ける可能性があります。
これにより、検索結果からページが除外されることもあります。

 

6. コンテンツの正規化

canonicalタグの使用
同じコンテンツが複数のURLに存在する場合、
canonicalタグを使用して、検索エンジンに正規のページを伝えることができます。

301リダイレクトの実施: 重複コンテンツを一つのページに統合するために、
301リダイレクトを設定することで、SEO効果を集約することができます。

7. パラメータ付きURL

同じコンテンツがパラメータの違いによって異なるURLで表示される場合、
重複コンテンツとみなされる可能性があります。
canonical設定で正規化を行い、
重複したコンテンツであることを検索エンジンに伝える必要があります。

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