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アクセス数 売上の方程式
2017年2月15日| EC実践会コンテンツEC実践会で重視している売上の公式は
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アクセス数×転換率×客単価=売上
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です。
ここでは「アクセス数」について説明したいと思います。
アクセス数で重要なのは、
・閾値
・購買確率
です。
まず、閾値(いきち、しきいち)ですが、最低ラインとしてデイリーで100セッションは欲しいところです。
この数字は、転換率1%のときに毎日売上が立つ数字です。
これは非常に面白いのですが、転換率が2%のネットショップの場合、
理論上は50セッションあれば売上は1件とれる計算になりますが、実際には売れないケースが多いのです。
セッション数には閾値というのがあって、50セッションとか70セッションとかでは売上は立ちにくく、
100セッションを超えてくると、2~3件ポンポンっと売れてきます。
水上も2年半ぐらい外回りの営業経験があるのですが、受注率10%ぐらいだったのですが、
10件まわっても1件も取れないケースが結構ありました。
ところが、11件まわると1件とれたり、12件まわると2件とれたりしました。
この辺も10件というのが閾値だったのかもしれません。
購買確率についてですが、
やはりターゲットキーワードの精査が重要な要素になります。
たとえば、リンゴジュースを販売したいリンゴ農家さんの場合、
「リンゴジュース」というターゲットキーワードが浮かんできます。
しかし、そのキーワードで実際に検索してみると
・クックパッドでリンゴジュースの作り方
・クックパッドでミキサーを使ったリンゴジュースの作り方
・透明と白濁のリンゴジュースの違い
といった、コンテンツが上位を占めています。
これは、何を意味しているか?というと、
リンゴジュースというキーワードはリンゴジュースを買いたいユーザーが検索するキーワードなのではなく、
リンゴジュースを手作りしたいユーザーや調べたいユーザーがほとんどであることがわかります。
つまり購買確率が低いキーワードということになります。
これはたとえば「水前寺菜」のような野菜名のキーワードでも同様でこの場合は水前寺菜ってなんだ?
と調べたいユーザーが多いことが検索結果を見るとわかります。
リンゴジュースや水前寺菜は購買確率が低いキーワードですが、
シャインマスカットという同じような果実の種類を表すキーワードは購買確率が高いのです。
この辺は実際に検索結果を分析することで推測することができます。