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デバイス比率も確認しよう(スマホファーストを意識しよう)
2017年2月15日| EC実践会コンテンツ2014年ぐらいからPCとスマホのアクセス数の比率が逆転してきました。
2017年現在は、大体70:30でスマホが多い傾向にあります。
ファッションジャンルに関しては90:10ぐらいの割合で
圧倒的にスマホからのアクセスが多くなっているようです。
是非、あなたのショップのデバイス比率をチェックしてみてください。
Google Analyticsでは、ユーザー→モバイル→概要からチェックできます。
チェックする数字は3つあります。
1)アクセス数の比率
2)転換率
3)客単価
です。
1)アクセス数ですが、これはスマホ比率が業界平均と比べてどうか?
を確認しながら、たとえば昨年対比でどのくらいスマホがアップしているかを確認します。
2)転換率ですが、平均的なネットショップの場合、
スマホの転嫁率が、PCの転換率の50%ぐらいになっているようです。
まずは、そのぐらいでおさまっているか?をチェックします。
ただし、このままでは次の客単価も低い可能性があり、その場合、
スマホ比率が高くなればなるほど、全体のアクセス数がかわらないにも関わらず、
売上が下がってしまう、いわゆる「デバイス比率による売上低下」現象が起こってしまいます。
EC実践会では、スマホ対策をしっかりと行っている店舗さんの場合、
転換率がPCよりもスマホの方が高くなっているケースが多くなっています。
たとえば、エッセンシアライズさんという酵素ドリンクの単品通販のショップさんは、
EC実践会のワイヤーフレームを活用した結果、
スマホの転換率が0.8%→3.4%と4倍以上にアップしました。
PCの転換率は0.9%→3.2%とアップしたのですが、
なんとスマホの転換率の方がPCの転換率よりも高くなりました。
また、2017年後半にもGoogleは、SEOのアルゴリズムを大きく変えてきます。
いわゆる「モバイルファーストインデックス」を呼ばれているものです。
この観点からも、まずはスマホサイトの改修から行い、
そのあと、PCサイトの修正をスマホサイトに合わせて行っていく、
というスマホファーストの意識で運営されるとよいと思います。
客単価についても通常のネットショップはPCの方がスマホよりも高い傾向にあります。
これは、スマホがデバイス特性として画面が小さいので買い回り、
まとめ買いがしにくいため、単品購入が増えてしまうのが原因です。
この辺を意識した動線をしっかりと設計していくことがスマホ改修には重要な視点だと思います。
スマホサイトの数字は確実に改善します!
特に転換率と客単価はアップさせることが可能です。
スマホだから、とあきらめずにしっかりとページを作りこむことが重要です。
ここでも転換率を上げるための「共感の創出」を念頭において
ページ制作、コンテンツ制作を行うと効果的です。