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楽天などのモールと本店の販売方法の違い
2017年2月15日| EC実践会コンテンツ楽天市場やYahoo!ショッピング等の「モール」の売り方と
独自ドメイン店、いわゆる「本店」の売り方の違いについて考えてみたいと思います。
もちろん商品のジャンルや、メーカーさんかセレクトショップさんかによっても販売方法は異なります。
しかし、一番の違いは「集客方法」と「流入経路」だと思います。
■集客方法
楽天市場を例にとりますと、やはり一番は「楽天サーチ」からいかに集客するか?
にかかっていると思います。
本店は、やはり検索エンジン、特にGoogleからの流入を中心に考えていくのがよいと思います。
となりますと、やはり「楽天サーチ対策」と「SEO」ということになります。
実は、楽天サーチ対策とSEOは、全く逆の施策になります。
楽天サーチ対策は基本、商品名にサジェストワードを入れるようにします。
さらに語句のゆらぎも考慮します。
たとえば、「合気道着」「合気道衣」「合気道 道着」等、もしくは
「ウエディングドレス」「ウェディングドレス」をすべて商品名の中に入れるようにします。
こうやって楽天サーチで商品にまつわるできるだけたくさんの語句で
検索語句でユーザーが検索した結果に表示できるようにチューニングします。
実は商品ページの商品名の部分はそのページのtitleタグになります。
ところが、GoogleのSEOにおいて、タイトルタグは長すぎるとマイナス評価になってしまいます。
ですからGoogleの検索結果で楽天の商品ページが表示されないのは、titleタグの文言が長いからなのです。
SEOの観点からはできる限り「ターゲットキーワード」だけを仕込んでいくようにします。
ターゲットキーワードとはそのキーワードで検索結果に表示されたときに
「購買確率が高い」キーワードのことを言います。
■流入経路
楽天の場合、
楽天サーチ→商品ページ、と遷移してくるわけですが、
おそらく一般的なユーザーアクションとしては、そのあと、
また楽天サーチに戻ってしまうケースが多いと思います。
ですからトップページには全体のアクセスの10%ぐらいしか訪問しないケースが多いようです。
それに対して本店はトップページの重要性が高いと言えます。
Googleの検索結果から商品ページやカテゴリページへ飛んできたユーザーは、
そのあと「このネットショップってどんなものを販売している、どんなショップなんだろうか?」
と興味を持ってくれる場合が多く、トップページへ遷移してくれるケースが楽天よりも多いのです。
ですから、本店の場合、トップページの動線は非常に重要になってきます。
とくにスマホサイトにおいてはトップページの動線設計で
転換率がかなり変わってきますので、改善することで売上を大きく伸ばすことも可能です。