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ネットショップターゲットキーワード選定フレームワーク

2020年3月20日| Webマーケティング, You Tube, ネットショップSEOターゲットキーワード説明

「ネットショップ「勝利の法則」 ランチェスター戦略」(マイナビ出版刊)

■ネットショップ「ターゲットキーワード(2)ターゲットキーワード選定フレームワーク」

「ターゲットキーワード」とは、そのキーワードで検索順位が上がり、セッション数が上がった場合、
転換率に応じて売上がアップする可能性が高い、
つまり「集客力が高く」「購買確率が高い」キーワードのことを言います。
ここで、ターゲットキーワードの選定フレームワークをご紹介します。
<ターゲットキーワード選定フレームワーク>
1)月間平均検索数が1000回以上のキーワード
2)購買確率が高いキーワード
3)競合他社分析
一つずつ説明していきます。
1)月間平均検索数が1000回以上のキーワード
これは、たとえばGoogle広告の管理画面から使える「キーワードプランナー」等のツールを使って、
「キーワードターゲット候補」の月間平均検索数を調査します。
オーガニックの検索順位と集客力の関係性について、1位にランクインすると全体のクリック数の
19.35%を獲得できます。2位で15.09%、3位で11.45%を獲得できます。
月間平均検索数が1000回未満のキーワードですと、検索順位が上位に上がっても、
たとえば1位になった場合、1000回の19.35%は193クリックとなり転換率1%の場合2件の受注に
満たないことになり、ビジネス・インパクトが小さくなってしまいます。
ですから、最低でも月間平均検索数は1000回以上、できれば3000回~5000回ぐらいは欲しいところです。
月間平均検索数が1万回以上あれば1935クリックが予測できますので、ビジネス・インパクトは
大きくなります。ちなみに月間平均検索数1000回未満のキーワードをスモールキーワード、
3000回~5000回前後のキーワードをミドルレンジキーワード、1万回以上のキーワードを
ビッグキーワードとEC実践会では読んでいます。
2)購買確率が高いキーワード
次にそのキーワードの購買確率を調査します。これは実際に候補となるキーワードで検索してみることで
簡単に調査できます。調査方法は、まずはクロームで検索するときは「シークレットモード」で検索します。
1ページ目の1位から10位までを閲覧し、販売サイトが5つ以上あれば購買確率は高い、と判断します。
検索結果は極論すれば人気ランキングなので、そのキーワードでの検索意図・目的を反映していると
予測できます。ですから半分以上のインデックスサイトが販売サイトだった場合、そのキーワードは
「購買目的」であることが予測できるのです。他には検索連動型広告が表示されていたり、
Googleショッピング広告が表示されてる場合も購買確率は高くなります。特にGoogleショッピング広告は
Googleのアルゴリズムで表示させるかどうかを判断しているため、表示されている場合は、
購買確率が高いとGoogleが判断していることになるからです。
3)競合他社分析
最後に検索結果1位から10位までを閲覧し、競合他社の分析をします。インデックスされているサイトを
運営している企業の事業規模、該当カテゴリに対する信頼感や知名度を調査します。たとえば「内祝い」等
のギフトカテゴリの場合、上位には「たまひよ(リクルート)」「高島屋」や「東急百貨店」等の百貨店、
ブライダル大手や通販大手が並んでいます。いずれもかなりの強敵でありギフト専門店であり、
品揃えも豊富であることが予測できますので、この場合は急には逆転は難しいことが予測できますので、
まずは別のキーワードを選定し直すことになります。

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