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ネットショップ運営、モチベーションアップと時間の作り方

2020年4月11日| Webマーケティング, You Tube, ネットショップ運営のコツ

「ネットショップ「勝利の法則」 ランチェスター戦略」(マイナビ出版刊)

■ネットショップ運営、モチベーションアップと時間の作り方

ネットショップの運営で、いろいろな方からご質問を受ける内容の一つに「時間が無い」
ということが上げられます。
どうしても、緊急性の高い、優先順位の高い7つの習慣で言うところの「緊急で重要な第一領域」
の仕事が優先されてしまいます。
ネットショップで言えば、受注処理や発送処理、クレーム対応等が該当します。
次に優先されてしまうのが「(相手が)緊急で(こちらとしては)重要ではない第三領域」の仕事です。
突然の来訪や、営業電話、受注とは関係無い問い合わせ対応、会社によっては長い朝礼や会議、
報告書や日報のたぐいが該当すると思います。
この第一領域、第三領域の仕事でほとんどの時間を消費してしまうため、自分が緊急で、やりたい重要な、
そしてビジネス・インパクトの高い仕事、これをEC実践会では「第1.5領域」と呼んでいるのですが、
たとえばメルマガを書いたり、新商品開発を行ったりする仕事が該当します。この仕事を実施する時間が
とれず、イライラしたり、ストレスが溜まったりします。その蓄積がモチベーションを下げる
要因になってしまうのです。
モチベーションを上げるためには、この「第1.5領域」の仕事をしっかり行うことで、ビジネスの成果、
具体的には売上が上がったり、利益が増えたりしますので、モチベーションを上げることができるのです。
では、どうやったら第1.5領域の仕事を行う時間を作りだすことができるのでしょうか?
もちろんブラック企業のように、長時間労働や残業を行うと時間は増えますが、一方でモチベーションは
下がっていきます。
まず一つ考えられるのは、隙間時間の活用です。
通勤時間等の移動時間や、昼食休憩の食事のあとの時間、あとはスマホをいじったり、仕事ではないことを
行っている細かい時間をかき集めるのです。
以前私がネットショップを運営していたとき、受注処理、出荷以外はすべて一人で運営していたので、
メルマガを書く時間がありませんでした。そこで通勤時、電車に乗っている時間が50分間あったので、
その時間を使って、必ずメルマガを仕上げる、ということをやっていました。電車内でアイディアを
練っていたのでは間に合いませんので、起きてから、駅に到着するまでのすべての時間を使って、
アイディアを生み出していました。
アイディアが生まれたら、当時はICレコーダーに吹き込んだり、メモをとったりしていました。
今でしたらスマホに録音したり、Evernoteにメモすることもできると思います。
経験上、電車を待つ5分間ぐらいで着想することが多かったです。アイディアが出たら、
あとは50分間でひたすら執筆します。そのためにもタイピングの速度は高めておきたいところです。
いまでしたら、音声入力してテキスト変換する方法も便利だと思います。
こうして必死になって書いたメルマガがヒットして売れたときの感動は何にもかえがたい感動と
喜びがあります。チーズバーのメルマガが一晩で8000本の売上を作ったときの感動は
いまだに忘れられません。
昼食時間も、これもネットショップ時代よくやっていたのですが、1時間と決めてノートPCを持って
スタバに行きます。そこでサンドイッチとコーヒーを飲みながら、新商品開発のアイディア、
具体体には新しいスイーツと合わせる紅茶の飲み方や茶葉の種類を決めたりしていました。
もちろん売り出し方も考えたり、場合によってはその場でキャッチコピーやメルマガの一部を
書きとめることもありました。電話や急な対応にわずらわされずにアイディアを生み出せる
1時間をスタバを活用して生み出していました。
ここでのポイントは、その仕事が売上につながるかどうか?です。そのあとすぐにまた頭を酷使する
仕事が待っていたとしても、問題ありません。でも、これが未来への投資としての勉強だとしたら、
一気にテンションは下がってしまいます。おそらくそのあと頭を使う仕事をするから、
できるだけ頭を休ませておこうと、思ってしまうと思います。経営者さんや、店長さんは、
ここで売上を上げる、利益を増やす、という行動にモチベーションを上げる効果があります。
あとはメルマガを書いたり、新商品のアイディアを着想することを習慣化することが重要です。
習慣化すれば、今度はやらない方が気持ち悪くなります。習慣化できる期間は、
まずは最低3週間実施すれば、もっと継続したくなってくることが多いです。
あとは3ヶ月間継続したら、今度はやらない方がストレスになってくると思います。
是非、実践してみてください。

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