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ネットショップ3つの基盤設計 リソースの分散→集中

2020年5月30日| Webマーケティング, You Tube, ネットショップ設計

「ネットショップ「勝利の法則」 ランチェスター戦略」(マイナビ出版刊)

■「ネットショップ3つの基盤設計(1)リソースの分散→集中」

ネットショップの売上を上げるためには「基盤設計」が重要です。
この基盤設計は、売上が上がらない3つの理由を理解して、それを解消することによって
構築することが可能です。
売上が上がらない3つの理由とその解消法は、
(1)リソース(経営資源)が分散している→リソースの集中
(2)ユーザーが商品を選べない→選べるように改善
(3)ターゲット間違い・広げすぎ→ターゲットを修正・絞り込み
です。今回は、
(1)リソース(経営資源)が分散している→リソースの集中
について説明いたします。
リソースというのは経営資源のことです。
経営資源というのは、いわゆる「ヒト・モノ・カネ、情報や時間」
のことを指します。
売上が劇的アップしたネットショップに共通する3つの改善点の
1番目は「リソースの分散を改善して集中させること」です。
ランチェスターの第二法則:攻撃力=兵力数2乗×武器性能
ですが、攻撃力→販売力、兵力数→リソース(経営資源)、武器性能→生産性向上のための効率化、
と置き換えてみると
販売力=リソースの2乗×(生産性向上のための)効率化
と言い換えることができます。
ここでは販売力はリソースの2乗に比例する、という部分にフォーカスしてみます。
リソース=10としますと、商品Aにリソースを集中させると、10の2乗=100の力で
販売することが可能です。しかし、商品A、商品Bの2つにリソースを分散させてしまうと、
それぞれの商品に対してリソースを5ずつ投下することになりますので、一つの商品の販売力は
5の2乗=25の力でしか販売出来なくなってしまいます。
さらに商品A、商品B、商品Cと3つの商品にリソースを分散させてしまうと、
一つの商品に対する販売力は10/3=3.3の2乗=10.89となってしまいます。
つまり、商品Aだけ販売していたときの販売力100の1/10になってしまうのです。
商品ABC合算しても30の力でしか販売できません。販売力は1/3以下に低下してしまいます。
これがリソースの分散によるリスクです。
解決方法は簡単で商品ABCに分散されたリソースを集中させれば良いのです。
具体的にはたとえば商品Aだけにリソースを集中させるのです。そうすれば、10の2乗=100の力で
販売することが可能になります。これだけで3倍以上の販売力になります。
具体的にネットショップA店、B店、C店、D店、4つのショップを運営していた会社があります。
A店は月商100万円、その他3店合算で40万円、合計140万円の月商でした。
リソースが分散していると判断、A店に集中してもらうことにしました。
すると、6ヶ月後には月商700万円を達成することが出来たのです。
月商5倍です。これがリソースの集中によるビジネス・インパクトなのです。

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