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ネットショップ運営には経験値が重要

2020年10月3日| Webマーケティング, You Tube, ネットショップ運営のコツ

「ネットショップ「勝利の法則」 ランチェスター戦略」(マイナビ出版刊)

■ネットショップ運営には「経験値」が重要

「アインシュタインファクター」という本からの引用でラットの実験があり、片方には遊び道具を
たくさん用意してラットに遊ばせます。もう片方にはなにも用意せず、片方の遊びを見せるだけにしたら、
結果遊びが多い方は3歳(人間の歳で90歳)まで生きて、脳も大きくなったそうです。
神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)が増えていたからです。そうで無い方はそこまで長生きせずに、
脳の大きさも変わらなかったそうです。というお話をさせていただきました。
「経験値」を積むと、神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)が増えていきます。
つまり頭は後天的に成長する、ということになります。実際にアインシュタインの脳を調査したところ
神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)が通常の人間よりも多かったそうです。
それって後天的に頭が良くなる、っていうことの証明だと思います。
ですから「経験値」を積み上げていくことで、人の頭はどんどん良くなっていくと言い換えられると
思います。
この「経験値」を楽しく増やして行くということを考えたとき「ゲーム」を思い出したのです。
ドラクエも経験値を積み上げていくと強くなるし、経験値を積んだら転職もできるし呪文も唱えられる
わけです。

たとえばお肉屋さんの企画で「厚切り牛肉のステーキ角切り」というのが合った場合、ホテルの鉄板焼き屋
さんの経験があれば「ホテルの高級鉄板焼き屋さんの味をご家庭で」とコピーライティングできる
ことになります。
これは贅沢をしましょう、ということを申し上げている訳ではなく、アロマ商材を検討しているのであれば、
百貨店のアロマコーナーをのぞいてみたり、テレビ番組で紹介されている銀座のお店に行って、
買い物体験をして、実際にユーザーの立場として、どういうところで商品選びに迷うか?とか、
逆にどういうところで「これだ!」と思うか?といったところをチェックしていくのは
とても重要なことです。
こういった「経験値」の蓄積が「アイディアの引き出し」になっていくのだと思います。
アイディアの引き出しは多ければ多いほど多彩な発想ができます。
ジェームズ・W・ヤングの「アイディアの作り方」にも
「アイディアとは要素と要素の組み合わせ以外の何物でも無い」と記載があります。
つまりアイディアは0から1を生み出すものでは無くて、1+1=2以上の価値を創出するもの、
と定義しているのだと考えます。
この「経験値」の積み重ねによってのみ、われわれは成長していけるのだと思います。
しかもこの経験値はラットの実験を見ても分かるとおり2次情報
(書籍を読んだり、記事を読んだり人から聞いた情報)よりも1次情報
(実際に自分自身で体験して入手した情報)の蓄積が重要なのです。
個人的には、無目的な遊びの体験が仕事に結びつくことが多いように感じます。
実際に以前インタビューしたロボットデザイナーの方も「自分にはオンとオフの境界線は存在しない。
映画を見ていても『あ、このシーン、新しいロボットのデザインに使えるな』といった形で
常に仕事に結びついてしまうのです」とおっしゃっていました。

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