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インデックスとは

2024年11月8日|

インデックスとは、

検索エンジンのロボット(クローラー)がウェブサイトのページを巡回し、
収集した情報を、検索エンジンのデータベースに登録されることをインデックスと呼びます。
インデックスされていないWebページは検索結果には表示されません。
インデックスされることはSEOにおいて必要不可欠です。

第一段階:クロール(Crawl)

クロールは、検索エンジンがウェブサイトをインデックス(索引)に追加します。
クロールされなければインデックスされません。
検索結果に表示するための第一段階です。

第二段階:インデックス(Indexing)

収集した情報は、検索エンジンのデータベースに登録され、インデックスと呼ばれます。
ウェブページは検索エンジンにインデックスされなければ検索結果に表示されず、
クロールされることはSEOにおいて必要不可欠です。

第三段階:ランキング(Ranking)アルゴリズムによる評価

検索エンジンは、インデックスに保存されたページをアルゴリズムによって評価します。
この評価には、ページの関連性、信頼性、ユーザーエクスペリエンス(UX)、
ページの質や量、コンテンツの新鮮さなど多くの要素が含まれます。

第四段階:表示(Serving/Display)

検索結果への表示: ユーザーが特定のクエリを検索した際に、
ランキングに基づいて最も適切だと判断されたページが検索結果に表示されます。

検索エンジンはページのタイトル、URL、メタディスクリプション、
または自動生成されたテキストスニペットを表示します。
これにより、ユーザーはページの内容を予測し、クリックするかどうかを判断します。

 

インデックス登録を促進させるには

 サイトマップを送信する

XMLサイトマップを作成し、Google Search Consoleで検索エンジンに送信することで、
クローラーに対してウェブサイトの全体構造や重要なページを知らせます。

サイト内のすべてのページがクローラーに認識されやすくなり、
特に深い階層にあるページや、新しいページが見逃されるリスクを減らします。

 URL検査でURLを送信する

Google Search Consoleの「URL検査ツール」を使用して、
特定のページのURLを手動で送信し、クロールとインデックス化をリクエストします。

 新規ページや、更新されたページがすぐにクロールされ、
検索結果に反映されるようにするための即効性のある方法です。
特に、重要な更新を迅速に検索エンジンに知らせたい場合に有効です。

 Webサイトの記事数を増やす

新しいコンテンツを定期的に追加することで、クローラーが
ウェブサイトを頻繁に訪れるようにします。

コンテンツが増えると、サイトのボリュームが大きくなり、
クローラーがサイトに再訪する頻度が高まります。
また、クローラーが定期的に新しいコンテンツを見つけることで、インデックス化が促進されます。

 内部リンクを相互に結ぶ

サイト内のページ同士を内部リンクで結び、クローラーがスムーズに
サイト内を巡回できるようにします。
特に、重要なページへのリンクを増やすことで、そのページがクロールされやすくなります。

内部リンクを適切に設定することで、クローラーがページ間を効率的に移動でき、
インデックスされるページ数が増加します。
内部リンクはユーザーエクスペリエンスも向上します。

 

インデックスに重要な要素

高品質なコンテンツ

E-E-A-T

GoogleがWebサイトの品質を評価する基準として定めた

「Experience(経験)」、「Expertise(専門性)」、
「Authoritativeness(権威性)」、「Trust(信頼)」の4つの要素の略語です。
SEOにおいて情報の品質と信頼性を判断する際の重要な評価基準となっています。

Experience(経験)

コンテンツ作成者やページが取り扱うトピックに関して、
実践的な経験を持っているかを評価されます。

Expertise(専門性)

コンテンツ作成者やサイト自体がその分野での専門的な知識を
どれだけ持っているかを評価するものです。
専門性が求められる分野(例: 医療、金融)では、専門家による執筆が特に重視されます。

Authoritativeness(権威性)

コンテンツの作成者が、どれだけ権威のある存在として認識されているかを評価されます。

Trustworthiness(信頼性)

サイトやコンテンツがどれだけ信頼できるかを評価します。
正確な情報、透明性のある運営、セキュリティ対策(SSLの使用など)が信頼性を高めます。

E-E-A-T 自体はランキングに直接影響する要因ではありませんが、E-E-A-T が優れているコンテンツを特定できる要素の組み合わせを使用することは有効です

特に「YMYL(Your Money or Your Life)」と呼ばれる、
ユーザーの人生や財政に大きな影響を与えるコンテンツにおいて非常に重要です。
これには、医療情報、法律アドバイス、金融商品に関する情報などが含まれます。
Googleは、このようなコンテンツに対して特に厳しい基準を設けており、
E-E-A-Tの要素を満たすことが不可欠です。

 

Googleが理解しやすいHTML構造にする

基本となるのはセマンティックなHTMLの記述です。
セマンティックなHTMLとは、タグがその意味に即した形で
使用されているHTMLのことです。
例えば、見出しには<h1>から<h6>までの見出しタグ、
段落には<p>タグ、リストには<ul>, <ol>, <li>タグを使うことなどが該当します

JavaScriptなどを活用したWebページでもGoogleは
レンダリング(HTML/CSS/JavaScriptのコードを処理して
ユーザーが見ている画面と同じ状態にすること)して解析できますが、
レンダリングできないエラーがある場合は、正しくインデックスされない可能性があります。

 

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