ランチェスター法則 実践・社長の経営戦略
社長の実力を決定づける4大要因のレベルを高めれば、1人当たりの純利益が、業界平均の2倍~3倍多くなる
従業員100人以下の会社では、業績の96%以上が社長1人の経営実力で決まります。難しい経済環境が続いている中、1人当たりの純利益を業界平均の2倍以上出して良い会社にするには、社長の経営実力を同業者100人中5番以内に高める必要があります。その経営実力は4つの大きな要因によって成り立っています。この4つに的を絞って研究すると、目標がはっきりしているので経営実力が早く高まります。
1.社長の経営実力が決まる第1の要因
社長が責任を持って担当する「正しい役目」を認識することになります。社長の役目などすでに解っていると思われるでしょう。しかし意外にはっきりしていないので、社長の役目は人によってバラバラになっています。これが業績を悪くする原因になっていることは、意外に知られていません。社長の役目は経営を構成する7大要因になります。
2.社長の経営実力が決まる第2の要因
社長が責任を持って担当すべき大事な役目の、実行手順になります。この中で最も大事になるのが戦略です。ランチェスター法則の研究からその戦略には、特別な条件を満たしている1位の会社だけが実行できる強者の戦略と、1位以外の会社が実行すべき弱者の戦略の2種類があることが解りました。もし戦略と戦術の区別がつかず、強者の戦略と弱者の戦略の区別がつかないと、根本的に間違った経営を全員ですることになるので、ひどい結果になってしまいます。
3.社長の経営実力が決まる第3の要因
社長の経営実力が決まる第3の要因は、実行時間量になります。競争条件が不利な会社の社長は、必勝か圧勝の仕事時間を守らなければいけません。2代目が後を継いだときに累積赤字があるなら、決死型の仕事時間が必要になります。
4.社長の経営実力が決まる第4の要因
社長の経営実力が決まる第4の要因は、社長の人柄になります。辛口ですが、これらを解りやすく説明しているのがこのCDです。損はさせません。