新入社員の心構えと仕事の進め方
大企業には人事部があり、しかも自社専用のマニュアルもあるので、新入社員が入っても必要な教育はすぐできます。
これに対して従業員100人以下の会社では、これらの準備ができてない会社が多くなっています。そのため新入社員が入社しても経営の厳しさやどのような心構えで仕事に取り組むべきか、基本的な教育をしないまま仕事をさせる会社が多くなっています。これでは経営の現実が解からないまま仕事をすることになるので、中には本気になれない人も出てきます。これを防ぐために制作したのが、このCD‐Rです。
内容は中小企業の経営の厳しさを初めとして、仕事に対してどのような心構えで取り組むべきかなど、新入社員が知っておく必要があるものを解りやすく説明しています。配属された上司と新人がこのCD‐Rを一緒に聞き、必要により上司が追加の説明をします。こうしたあとで担当してもらう仕事の教育をすると、理解がより速くなるのでとても都合がよくなります。
第1 経営の基本原則を知っておく
- 会社自体は固定給なしの歩合給で運営されている
- 中小企業の利益データを知る
- 意外に高い実質上の時給
- お客に不便をかけないようにする
- お客の社名と所在地を早く憶える
第2章 新入社員の心構えと自己啓発
- 仕事をする人の実力を決める公式
- 入社から3年間は赤字社員
- 雑用や簡単にできる仕事は進んで引き受ける
- 報告・連絡・相談の実行
- 販売担当者はお客の会社を知ることに力を入れる
- 仕事の学習計画を立てる
- A.仕事に対する素質をチェックする
- B.自分の仕事に合った良い教材を手に入れる
- C.差別化がある学習方法を考える
- D.学習回数を多くする
- 私の作業ノート、私の学習ノートを作る
- 積極的な考え方を身に付ける