お客の評判が驚くほど良くなり、社員が自発的に動く職場になる、お客中心、経営中心の業務規則集。
電話応対のまずさから、社長が気が付かないうちに大切なお客が流出したり、商品に対するさりげない問い合わせに対して「下手な応対」をしたことで、社長が気が付かないうちに「有望な見込客」を逃している会社がとても多くなっています。これを計算すると、1年だけで数百万円の損失が出ている会社が何万社もあるはずです。このまま放置しておくとお客の流出が続き、やがてジリ貧になるのははっきりしています。なぜこうなる会社が多いのでしょうか。それにははっきりとした理由があります。
1.お客対応の考えがない就業規則集
それが就業規則集です。就業規則集の内容を見ると、仕事時間を初めとして賃金制度や退職金規定、それに休暇規定など処遇については書かれています。これも必要でしょう。しかし仕事に対してはどのような考えで取り組み、お客に対してはどのような心構えで対応すべきか、最も大事なところが全く入ってなくスッポリと抜け落ちているのです。こうなっているのは、お客作りが全く必要ない労働基準監督署の役人が、就業規則作りに関係しているからです。これではお客作りがうまくいくわけがありません。なぜでしょうか。
2.絶対必要な業務規則集
その1番目は会社は粗利益で生きており、その粗利益はお客からしか出ないので、経営ではお客作りが最も大事な仕事になるからです。2番目は、会社自体は固定給無しの歩合給で生きており、しかも資金繰が悪くなった場合、政府も銀行も助けてはくれないからです。こうした厳しい現実の中にあっては、まず従業員はどのような考え方で仕事に取り組むべきか。次は経営の源になるお客に対してどのような心構えで対応すべきか、これらを解りやすくまとめた「業務規則集」が必要になります。
3.営業センスがあって経営中心の社員を育てるには
ところが中小企業の多くに、業務規則集がありません。これでは従業員の行動がバラバラになるので、会社の力が強くなりません。これに疑問を感じ、3カ月かけて制作したのがこの業務規則集です。この業務規則集を使って社内で研修をすると従業員は、何を、どうすべきかがはっきりするので、自発的に仕事ができるようになります。こうなれば、やがてお客の評判で地元No.1になれるので、お客の数が多くなって業績が良くなるのです。
従業員100人以下の業績向上の業務規則集
1回分のセミナー参加費で、これだけの内容が手元に届きます。
第1章 中小企業の利益実態を知る
- 従業員1人当りの年間純利益を知る
- 従業員1人当りの年間経費額を知る
- 労働分配率を知る
- 人件費に対する純利益の割合を知る
- 自分の実質上の時給を知る
- 損益余裕率を知る
- 1年間の純利益貢献日を知る
第2章 経営基本原則を身につける
- 経営の全体像をはっきりさせる
- 経営を構成する8大要因
- 要因のウエイト付 合計約50分
第3章 お客に不便な思いをさせない
- 名刺はお客の立場で印刷する
- 封筒もミニカタログと考える
- 電話の受け方でお客に不便をかけない
- FAXの受信でお客に不便をかけない
- 3章のまとめ 約45分
第4章 お客から好かれて気に入られる会社の目ざす
- 注文のFAXにはお礼のFAXを入れる
- 納期が長くかかる商品は中間報告をする
- 急ぐ納期で無理を言ったら仕入先にお礼のFAXを入れる
- 得意先で親切にされたらお礼のはがきを出す
- お菓子などの頂き物にはお礼のはがきを出す
- 銀行振り込みにはお礼のはがきを出す
- 得意先の社長の研究テーマの記事を送る
- 得意先の会社や社長が新聞で紹介された場合はメッセージを送る
- お客が思っていること以上の何かを実行する
- 実行に欠かせない仕組み作りをする
第5章 内部作業の注意点と社内の報連相
- 朝の挨拶は元気良くする
- 15分前には席に着く
- 1日の行動予定をメモにする
- 人に仕事を頼むときはメモに記入して頼むクセをつける
- 上司から仕事の指示を受けるときはノートかメモに書く
- 金額や数字は必ず検算する
- FAXやはがきの文章は再度読み直す
- 新規開拓で可能性が高くなったら内勤者に報告
- 仮払金は経理の仕事をコスト高にする
- コピー機に紙切れ補充対策
- 郵便ポストの回収時間をメモに記入
- FAXした書類は原本を送る
- 仕事技能の4段階 合計約59分